犬の気持ち🐾という雑誌がありますが。。。

今回は、ある物について、犬の気持を代弁をしたいと思います。

ある物とは人間世界で当たり前に使われている(購入したものに知らず知らず入っている)物がどれだけペットを苦しめているかをお伝えします。

ズバリ!化学物質

皆さんは『香害』という言葉を聞いた事がありますか?

それは2022年の冬ある日私に突然勃発しました。

お客様が座っていた椅子にその後うちの猫が寝ていたんだと思います。寒い冬は私の布団の中に潜り込んでくる猫すけさん🐱

フトンにイレテにゃーと頭の上で鳴くので半分寝ぼけたままほいっと掛け布団を持ち上げるとそそっと入ってきてピッタリ私にくっついて寝るのがいつものことなのですが。。。

その日の夜は違いました

猫が入ってきた瞬間に臭いがした途端私の目がヒリヒリ!

な、なんじゃこりゃ〜と飛び起きて

猫すけをクンクンしたところ、余計に目が痛くてぷぁ~んと甘ったるい臭い

目のヒリヒリさにこりゃたまらん!目を開けられなくなり驚きました

昨今『化学物質過敏症』が問題になっていますが、『香害』もその中の一つ

その日を境に私は化学物質過敏症のお仲間になりました。

それでも私はマシな方で、臭いだけに反応します。

花粉症のようにある日突然、反応してしまう誰にでも起こりうる話です。

ここからは、先日受けたセミナーで知った情報を少し紹介したいと思います。

皆さんは嗅覚鋭い方でしょうか?

(これは余談ですが、嗅覚が鋭いなど感受性の高い人は縄文時代ではエリート中のエリートらしい♡縄文時代なら私もエリート😂)

『におい』の成分である様々な化学物質(匂い成分)は嗅細胞膜の嗅覚受容体と結合します

鼻粘膜、嗅神経と視神経(中枢神経)嗅上皮など

人の嗅覚受容体遺伝子は350種類

犬とゾウは3500種類!

だからこそ、救助犬、麻薬犬、そして、飼い主のパニック発作を事前に察知して発作が起きる前に飼主の胸に乗り、安全に座らせるわんこもいますね。

ここからは私の体感ですが

私は特にマイクロカプセルを使った柔軟剤に反応します。

私のサロンはとても狭く、毎回お客様が見える前に床の拭き掃除、ささっとエアコンのネットの掃除をするのですが、その度に臭いを感知、やだまだ残ってたんか!と驚きます。一旦舞い上がってまた落ちてくるのでしぶといのです。

マイクロビーズが埃と同じように空気の動かない特にベットの下の床や、エアコンに吸い込まれてネットにかなりの期間で残る事、そして、直接座っていたカバーは3回洗濯してもビーズが残って甘ったるい臭いを感じ、オェっとなります🥲

もう一度言います!マイクロビーズは空気中を漂います。埃と同じで空気が貯まるところに蓄積されるのでしょう。

空気が動くとまた舞い上がります。

それでも大人が立っていると鼻の位置も高いので気にならないかもしれませんが、四つ足のワンやニャン、そして小さい子供さんの鼻の位置の高さではきっと濃度が違うはずです。

犬の気持ちを代弁します‼️

想像してみてください

犬は昔から「鼻で考える動物」と言われ、犬の臭覚力は人間の3,000倍から10,000倍と言い、特定のにおい(脂肪酸等の臭い)では、人間の100万倍以上とも言われています。

室内飼いのわんこさんに取って、あなたには丁度良い匂いに思える柔軟剤が、わんこにはどれだけ苦しい事でしょうか

苦しいだけではありません

マイクロカプセル自体が化学物質

◆マイクロカプセルとは直径がμmから数千μm(1μm=1000分の1mm)の範囲にある微小容器の総称。内部には空洞がある。材料はメラミン樹脂、ホルムアルデヒド樹脂、ポリウレタン樹脂(イソシアネート類)←これが今問題になっている

天然のアロマオイルの匂いで即リラックスできるように匂いだけは直接脳の中の大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)に届きます。

脳の中で情動の表出、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、などの本能、
喜怒哀楽、情緒、睡眠や夢などをつかさどっており、そして記憶や自律神経活動に関与しています。

と、いうことは

匂いの化学物質が直接脳に悪さをします。

マイクロカプセルは布の繊維の中に収まると中々絡まって取れません。洗濯3回しても繊維の中に残る恐るべし小ささ!

猫や犬の被毛にもきっと絡みつくでしょう。

経皮毒です。

そして体を舐める犬と猫は知らず知らず体内にマイクロカプセルが入ります。

そうです。舐めて体内に入り、肝臓や、腎臓のデトックス臓器にかなりの負担がかかっている事でしょう。

いかがでしたでしょうか?

うちは犬に使う物は洗剤分けてるから大丈夫♪と思ったそこのあなた!違います!マイクロカプセルは飛ぶんです!あなたの洋服から部屋中に振り撒いてます!抱っこする小型犬の飼主さんなら尚更です!

血液検査の数値が悪いとフードを変えなきゃと思いがちですが、食べ物だけの問題では無いと感じます。

今一度、ペットを飼っているお家も飼っていないお家も、小さい子供さんがいるお家は尚更、

何気なく使っている柔軟剤や洗剤の内容を見直していただきたい

香りが長く続くと謳われている物はビンゴだと思います。

今回は柔軟剤にフォーカスしましたが、また、機会があれば、化学物質の掘り下げたお話しをしたいと思います。

人間よりも体重も少なくて、それでいて繊細わんこさんが1人でも救われますように😌