化学物質過敏症、電磁波過敏症など、昨今よく耳にしまが、5種になったコロナ感染でも味覚・嗅覚障害に加え、ブレインフォグや過敏症もあると論文発表されたニュースがありました。
コロナ感染が引き金で過敏症を発症すれば原因は納得ですが、過敏症は花粉症のようにある日突然発症します。誰にでも起こりうる問題に思います。
ペットの施術でテストを行うと、肝臓や抵抗力に対する気の流れの滞りによく出会います。そして動物病院の検査で食べ物に対してのアレルギーと診断されたワンちゃんの飼い主さんのご苦労を聞くと本当に大変さがわかります。少しの体調の変化、排便や皮膚の様子でフードを変えたほうが良いかしらとお悩みの方も多いかもしれません。
しかし、その症状は食べ物に限ったことではないかもしれません。
今回フォーカスするのは、過敏症の中の香害についてです。
ペットに対しての投稿に見えますが、これは子供さんにも言えることで、大人にも関係があるかもしれません。家の中に溢れる洗剤や整髪料、除菌スプレー言い出したらキリがありませんが、
柔軟剤についてアンテナの高い人も多い中、残念ながら♫香り長持ち♫と宣伝される柔軟剤を好んで使われているお家も多いです。
給食着を当番制で持ち回るので家で洗濯すると一緒に洗った他のものにも異常な匂いが付いてそれが中々落ちないのよ!これは友人の嘆きです。
この良く言うと匂いが長持ち、悪く言うとしぶとい匂いの原因は『マイクロカプセル』という科学物質が使われています。ここからは香害を啓発している団体のセミナーで学んだことをシェアします。
〈におい〉の成分である様々な化学物質(匂い成分)は嗅細胞膜の嗅覚受容体と結合します。(鼻粘膜、嗅神経と視神経〈中枢神経)嗅上皮など)
人の嗅覚受容体は350種、犬とゾウは3500種!桁の違のちがいが犬達に化学物質の匂いがどれだけ負担かは人間は理解出来ないですね。
イラストのように生花や天然のアロマで即リラックス・リフレッシュできるのは、匂いだけは直接脳の中の大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)に届きます。そこは
脳の中で感情の表出、食欲、性欲、睡眠欲、意欲などの本能、喜怒哀楽、情緒、睡眠や夢などを司っており、そして記憶や自律神経活動に関与します。
逆に、匂いの化学成分が上記を狂わす影響があると言えるのではないでしょうか。睡眠や食欲、自律神経のお悩みがある大人の人も多いと思います。
厄介なのは知らずしらずその化学物質が入ったものを使っている方もいるはずで防ぎにくいのです。
そして今回、柔軟剤にクローズアップしたもう一つの理由が、匂いが留まるように開発された《マイクロカプセル》と呼ばれる化学物質です。ここからは何でも口に入れてしまう赤ちゃんや毛づくろいをするペットがいるお宅は要注意です。
◆マイクロカプセルとは直径がμ㍉から数千μ㍉(1μ㍉=1000分の1㍉)の範囲にある微小容器の総称。内部には空洞がある。材質はメラミン樹脂、ホルムアルデヒド樹脂、ポリウレタン樹脂(イソシアネート類)このイソシアネートは注目されていて発がん性もありますが、微量でもアレルギーにかなりの関与があると言われてます。
1ミリの1000分の1を見当できないのですが、繊維の奥に入り込んで洗濯3回しても匂いが取れないことで想像出来ます。だとしたらペットの被毛にも入り込んで経皮毒となり、赤ちゃんが床をハイハイした手を口に入れたり、毛づくろいで舐めるペットも経口で内蔵に入ってしまうと推測出来ます。マイクロカプセルの匂いの付いた服で抱っこしたら。。。もう考えるだけでペットも赤ちゃんもかわいそうですね。
これは私の経験ですが、一旦マイクロカプセルが部屋に入ると、エアコンや空気清浄機のフィルター掃除をしても完全に拭う事が難しく、驚いたのは壁や天井を拭くとそこにも匂いがして付着しているとわかります。床掃除をしてもμ㍉のカプセルは舞い上がるので中々除去出来ません。床に落ちたマイクロカプセルが人やペットが動くと舞い上がる。身長の低い子供やペットの呼吸空間と大人の呼吸空間を比べると、子供やペットの呼吸空間のほうが濃度が濃いと思われます。解毒の臓器と言われる肝臓や腎臓に負担がかかって当たり前といえます。
それでもアレルギーが発症したり悪化すると食べ物かしらと思いがちなので、どうぞ一度身の回りでお使いの物をチェックして下さい。残念ながらマイクロカプセルを使用している製品は柔軟剤だけではないようで匂いのないマイクロカプセルで逆に消臭させる物もあるそうです。難しいですがどうかアンテナを高くして下さい。お買い物で何を選ぶか、そのチョイスで家族を守ることが出来ます。
最後に、バイオレゾナンスから見た細胞レベルで起きていることをお伝えします。身体には元々細菌や異物が入って来た時に攻撃し身体を守る機能があるのは当たり前に思われるでしょう。それでも一度に入ってくる量が微量すぎて攻撃の機能が発令出来ず体内に蓄積される毒素が見られる事があります。そして、抵抗力が落ち気味であれば戦う力も弱い。抵抗力を少しでも楽に働かせるには、他にかかるストレスを少しでも身体から抜いて負担を減らし本来の力が出るように助けることが重要です。その中には電磁波も含まれます。
次回は電磁波と細胞についてのお話しをしたいと思います。