皆さんは無農薬無施肥で幻のりんごを作る木村さんをご存知ですか？
先日たまたま講演会の動画を見つけじっくりと拝見しました。
木村さんの宇宙観、植物との世界観は独特ででとても興味深く、その中で１つ面白いいことをお話しされていました。
それは。。。
きゅうりは収穫だけする人、植え付けからお世話をする人が判別でき、ある行動をすると目に見えてわかります。植物も人を認識している。
その話を聞いた時、私はある体験を思い出しました。
昔、アルバイトも含めると、数か所の馬の施設で働いた事がありまして、最初苦労するのが、馬に私を覚えてもらうことでした。
馬の性格は本当に様々です。（もちろん人を含め全ての動物に言えることですが）馬は特に繊細でかつ上から目線！？（品種にもよりますが）お世話をする際に、新参者は洗礼を受けることがあります。
馬を繋いで洗ったりブラシを掛ける場所（繋ぎ場）で壁に幅寄せしてきたり、時にはしれっとした顔で足を踏んできたり（今でもアパルーサを見ると反射的に靴の中で足の指をぐっと丸めて隠す私です）
そこで私が編み出した馬に私を最速で覚えてもらう秘技は、毎日同じジャンパーを着るです。汚れようが、よだれが付こうが洗いません。（汚なw）
でも、この匂いは昨日も来ていたなと、馬たちは匂いで覚えてくれて、ガブされる頻度も減ってきます。
脱線した話を戻します。
動物ならまだしも、植物も人を認識していることに衝撃を受けました。
それを確認する行動とは、【きゅうりは植え付けからお世話をしてくれている人がツルに指を当てると巻き付いてくる】とても簡単です。
早速私も検証しにドキドキしながらきゅうりの元へ！
やり方は超簡単なのですが、きゅうりの成長中に伸びるツルの状態がポイントです。
これから巻き付こうとツルをまっすぐに伸ばした状態の時に行います。
まっすぐに伸びたツルの先端にそっと指を当ててみるとあら不思議❗
ツルの先端が静かにそっと指に沿って曲がってきました。感動でした。
ここで木村さんの注意事項をお伝えすると、
決して人前ではやらないこと。自分ひとりの時にやりなさい。恥をかくことになるからと笑いながら仰る姿に親近感を覚えました。
半信半疑だったので携帯を持っておらず動画を撮ることは出来なかったのですが、
きゅうりが私を認識してくれていると思うと嬉しくて嬉しくて、その場でおしゃべりタイムに突入し、
ありあわせで設置したのであまり居心地の良いネットとは言えなくて申し訳ないけど、こっちに伸びて下さいとお願いして、成長の方向とは違うネット（きゅうりにとっては実にいごこちが悪い方向）に私の指に沿って曲がったツルの先をそっとネットに当てました。
翌朝の写真がこちらです。
話聞いてくれた！また感動しました。
きゅうりを育てる事があったら是非チャレンジしてみて下さい！
日々一緒に過ごすペットや植物も私たちが想像を超える深いところまで私たちを理解していること。その時の感情でさえもきっと読み取っていると確信しました。
ペットの初回お試しコースでは、私はペットさんに向かって「痛くないよ、これから気持ち良いするよ、やってみる？」と話しかけます。一瞬飼主さんの顔が「ん？」となることもありますが、いたって私は大真面目です。ペットさんからすれば、初めての場所で一体何をされるのか不安で有ること間違いないので。
２回目以降は「おばちゃん来たよ！」と言わんばかりにニコニコ入って来てくれる子、駐車場に車を止めた時点で嬉しくてピーと鼻鳴きしてくれる子も♡
子供っぽい、ファンタジーに思うかもしれませんが、話しかけることが大切に思います。言葉に乗って気持ちが伝わる、正に言霊なのかもしれませんね。
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